2008年6月29日

音楽プロデューサーが疑問視する音質

音楽プロデューサーT・B・バーネット氏が疑問視するCD品質-CNET Japan

音楽プロデューサーT Bone Burnett氏は米国時間6月9日、音質やその欠如についてWNYC局のラジオ番組「Soundcheck」で熱く語った。

この放送から分かるのは、Burnett氏がCDや音楽ダウンロードを好んでいないということだ。同氏は、CDのサンプリングレートが不十分なため、録音時やミキシング時に聞くことができる音の多くが失われていると述べた。「デジタル音楽が登場した20年前から戦い続けている。(中略)音楽は、さらに聞きづらい場所に行ってしまった」(Burnett氏)


この記事を読んで感じたことは、"音楽を提供する側"と"提供される側"の認識の違い。

この音楽プロデューサーは、音楽を提供する側なわけで、下のたとえもより生に近い音で聴いて欲しいという思いからなのであろう。

「テープからデジタル、デジタルから圧縮デジタルと落ちていく。みんなが今聞いているのは、絵画の写真をポラロイドで撮ってコピーしたのと同じだ」

ただ、そこで提供される側の私が感じたのは、音楽を楽しむ上でのテープであったり、CDであったり、レコードであったり、DVDであったり、デジタル音源であったり・・・
時代の流れに伴い、ユーザー側が一番使いやすいものを利用してきた。
それは、変えようがない事実であり、"提供する側"も"提供される側"を意識した音楽活動をしている限り、その時代の流れに従わざるを得ない。

したがって、DVD-Audioで音源をリリースするということに無意味とは言わないが、視聴できる環境がなければ何の意味もないわけで。
もし、本当にDVD-audioの普及を真に願っているのであれば、「音質が・・・」とか言ってないで、DVD-Audioが視聴できる環境をもっと世に広めて欲しい。


もちろん、"提供される側"にも音を楽しむという行動に対するモチベーションは人によって異なる。
音楽は聞き流すものだと思っている人にとっては、音質など関係なく、「使いやすさ」が重視される。
しかし、何百万円もするオーディオ機器を買い揃え、専用のオーディオルームまで作ってしまうひともいる。
(私はその中間層であるが、そういう人が一番多いのではないか。)


一様には解決できない問題ではあるが、私もデジタル音源というものが根拠もなく肌に合わないので、いまでにポータブルCDプレイヤーを使っている。
iPodユーザーの方も多いことだから、音楽好きの方には、ワンランク上のヘッドフォンを使ってみて欲しい。
ちなみに私は、BOSEのTriportを愛用している。

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